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  • 2015.10.23 Friday
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磯野の本音

忙しい時に忙しい相手から電話が鳴って忙しくポケットの中からアイフォーンを取り出したらそのアイフォーン自体もまたずいぶん忙しかったとみえて釣られた魚のようにぬるぬると手を抜け終いには地面へ落ちた。パリパリに砕けた画面は小学生もしくは小平哲也に踏まれた真冬の水たまり然として、師走を感じる次第である。


私は先日彼女から、貴方のよく発する言葉にB級映画というものがあるがその定義は何と訊かれ、たとえば巨人症馬場対スタンハンセン病なんて映画があれば疑いようが無いと答えるも実在のところで教えてくれろと云うので、そいつぁよぉ、実写ルパンとかアメリカゴジラだぜぇ、ルパンの声真似をする小栗旬に似せて云ったところ、真似たことにすら気づかれぬ。他にはと問われたのでインデペンデンスデイやアルマゲドンもB級だと返すと、感動大作じゃないのという。


「感動大作だか池田大作だか知らないが貴女ね、あんなものに感動していたら飼猫が死んだ日には大小便噴いて目玉が落ちるぞ」


少しでも泣けそうな匂いがすれば泣いておかねば損、というこれは私とても食意地にも似た悪徳の一種であると捉えていて、軽薄さの混じるだけ一層腹立たしいのである。


「じゃあ貴方、何が泣ける作品だと思うの?」
「やっぱりE・Tだろうな」
「ああ、いいよね」


たとえ私と彼女の良いに違いがあろうとも大枠で一緒ならそれ以上は深追いをしないというのが彼女最大の美徳であると同時に欠落でもあるのだが赦されるのであれば私はそれだけで充分に幸せだ。そのようにして私は趣味や行動に関して大枠で認めてもらう術を得たのが二十代からの変化であり直近の成果である。この儀式を通過しないことには弦の一本爪弾くだけで言葉尻にも棘が乗るのだから、我々は怒らせてはいけない。外見にはうつ伏せで尻に敷かれているようでもその実、土中に埋められたオナホールに挿入しているのような愉しみは絶えず抱かねばならぬ。隠し事を取られたら何も残らないのは女ばかりではない。


朝シャンでもしよう。







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