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月曜日のユカ

これは加賀まりこ主演の69年公開映画だが、彼女の美しさに私はすっかり虜となってしまった。不機嫌気味な皺だらけの顔でタバコをふかしながら荻原聖人と雀卓を囲むばかりが私の印象たる加賀まりこの、若年期の魅力たるや最早名状し難い。声、動き、容姿とそれらすべてに幻惑された。鏡を眺めながら紅を落としつつ鼻歌の交じる場面に及んでは、これはもう二次元でしか到達し得ないと私には永らく思われていた美の極点を見た。


その前に観た『盲獣』主演の緑魔子も、同じくとても美しかった。梶芽衣子しかり范文雀しかり、果たしてこの時代には今よりもずいぶん美女の多かったのではないかとそんな気さえしてくる。現代にも名の残る美女をつまんでいるからだと云われればそれまでだが、出張帰りの機内で眺めた『あぶない刑事』の浅野あつこは琴線にぴくりとも触れなかった、というか、言葉遣いも服装も前髪も、すべてが正しくない気がした。補正をかけてもあまりある化粧不細工の八十年代後半から九十年代という思いがある。本当にあの時代は、美女をすら不細工にする化粧過剰の時代なのだろうか。好況の狂騒只中にあっては塗れば塗るほど良い、もしくは周りがここまで塗るからといったインフレに見舞われていたのだろうか。どうでもいいが、私として当時夢中となった女優連が一定の客観性を帯びた今になって振り返ると、あらゆる他の時代と比して完璧に美しくない点が不可思議で仕方ない。


学ランの裏ボタンを永谷園でまとめていたあの頃が、或いは……。









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