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  • 2015.10.23 Friday
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コロコロかけつつ電話に興じる間にココアができている仕組み

そういえば私の周りでぷよぷよの大連鎖を組めるのは女だった。という具合に、女性は先読みから逆算される同時進行が上手で、一方の毛深い私はひとつどころに没頭すると人並だが、複数の案件を抱えるとどれもが半端になって焦燥に心焼かれてじき、頭が狂いそうになる。


以前友人が良いことを書いていて、いわく「我々が義務教育を通して刷り込まれた時間概念とは一時限、二時限と縦割りで、都度ひとつずつをこなしておけばよかったところが、いざ社会に出てみれば時間は横軸へとその概念を変えているのだから全ては同時進行、さんざん染み付いた通念は根底から砕かれて、つまりなんにも役に立たなかった」というわけで、あっちをやっているからこっちはほかっておくといった具合には、できないし待ってくれないのが客であり社会であるから、的確な判断に基づく最短距離の疾走を求められる。私はこれができない。くわえて数字にも弱い。ゆえに効率性と瞬時の算盤とをまず大事とするようなたとえば製造業にはとても不向きなのだが、こともあろうか弊社においては製造ばかりが生業なので、日々人格を否定されながら邁進しているのです。


大には出張、小には女子大生のパソコンのセットアップまでを今週に抱えた私は、どうやってこれらを片付けようかと悩むうち発熱して今に至るわけだが、まずその中でも懸案となっていた突発の原稿は頼れる友人へ振った。してみれば即座に良質の記事が戻ってきて、校正も軽やかに完了、事後処理も多少はあろうがまず一つ片付いた。続いてはパソコンのセットアップで、とはいえこんなものはインストールだのの待機時間が長いだけで何をするでもなし、ところが私の効率の悪いことには、ネオジオCDにかじりつく小学生のように延々とメーターが溜まるのを傍観しているのである。その間にできたことも何かあったはずで、せめて俳句の一つも捻り出せばよかったところが、お手玉をする猿を眺める小僧の如く、無心でパソコンの画面を凝視していたのであった。


ばかみたいなセットアップを終え、終わったよとメールをすれば返信はなく、いびつな気分でその女から三日前に貰ったドーナツを食いながら今度は返却日をこえた映画『食人村カンニバル』を観る。これはなかなかどうして、二度とは再び観るまいと確信を得るところの作品で、笑っていられる心の余裕がない自身を嘆じた。


そうして他の原稿はじめ別件での打ち合わせだの諸々を終え、明日からは駆け足ながらの出張で、朝四時出となっている。切羽詰らないと熱量の足らない私はこのようにして最後に帳尻を合わせる気質で、毎度これに悩まされているから、もう少し余裕の欲しいところだが、規則性なるものの欠落している性質は、容易には変わらない気がする。


嫁がいたら安まるものあるかもしれないが、いないので、さしあたっては些末を全てさらってくれる家政婦が欲しい。金欲しさに暇を割き、暇欲しさに金を割く。なんと馬鹿らしいことだろう。要領の悪い生き方をしていると思う。







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