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  • 2015.10.23 Friday
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独りもっち

 全く人生というのは漏斗*のようなもので、子供の頃には無限と思われた可能性も、気がついてみれば屈まなければ前進出来ないほどに狭窄してくるのが常である。手を伸ばせば至る所に存在する目に見えない壁。人は、自己を超えることが出来ぬ。


*漏斗…理科の実験でおなじみの、らっぱのような形で、細い先を瓶などの口に差し込み、上から液体を流し入れる用具。


 各方面への理解が及ぶにつれ、その都度小ぶりとなってゆくわたくし。無限の可能性とはつまり、無知に他ならなかった。Jリーガー、プロレスラー、美女のお嫁さん、エジソン。ジェンダーも人種をも無視した破天荒な夢はかくして完璧に潰え、在るのはただただ、肉付きの過多な身体と、何者にも先駆けて流行病に疾病する虚弱の身体と、そのくせ体毛は濃いという物理的多毛、精神的不毛の身体、のみである。


 この漏斗の先に何が待ち構えているのか。孤独? 否、普遍。偉大なる文学者ダンテが『神曲』において言い表したかったのも、要するにそれである。一方、『長い洞窟を抜けると雪国であった。テレビ画面が白くなった』ガス死でお馴染みの川端康成『雪国』にあってあまりに有名なこの冒頭は、熱烈なドラゴンクエスト2信者として知られる筆者の、ロンダルキアへと踏み出した興奮の様子が明快に描かれている一方で、いや、言いたいことはそんなことではなかったのだが。


 何が不満かと言えば、勤務中に「お使いに行って来い、但しタクシーは駄目だぞ」の勅命を受け、大いに歩かされたことにより、帰宅するや直床、目が覚めたのが午前三時というこの、不毛な時間の使い方をしてしまった現在そのものである。夢には怪人が登場して、「お前はそうやって限りある生を徒に浪費して、死ぬんだハッハ」と、残酷なのである。はは、たまんねぇや、服を脱ぎ風呂場で蛇口をひねっても、今度は水が出ない。さすがに笑えないのである。給水停止の措置を受けたおれは、静寂に包まれた夜に歯を震わせながら、5分100円の貸しシャワー施設に歩を進めた。杉の木も眠っているのか知らん、鼻はぐずつかなかった。


 


 

 

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  • 2015.10.23 Friday
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  • 04:27
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コメント
 小学三年の私はロンダルキアに道を見失い、パスワードを記したノートブックをも見失ったならばその原因となった友人との友情もまた見失ったわけであり、ドラクエ兇箸六笋砲箸衄見の物語というよりかはむしろ、喪失の物語なのでありました。

 しかしながら漏斗になぞらえて、日に日に狭窄しつつある可能性を謳うのですがそれはこうも考えられます。「もともと、総理大臣になどなれる器ではなかった」つまり、身の程が判ってきたのだと言うわけです。
 ここでは敢えて幾分流行を加味し、鈍感力を謳うのが吉だと思われます。全く以って自らを省みない自己実現願望は吉の外、つまり既知外であるとも言えるわけですが、鈍感と知らぬふりは別の話でありますから、そうくさくさなさらないで下さい。

 ロンダルキアには、時の経るまま不可避なるエンディングが待っておりますし、それはメメント・モリであると同時にかつ、「はかいはやぶさ」なる不正もまた蔓延るわけで、人生はエンディングまでに泣いてもいいわけですから同様、笑うがよいとも思われるのです。
 また呑みましょう。

 それが不毛でならず、酒がすすまないというのであれば植樹でもしつつやりましょう。或いは俳句を捻りながら、大喜利をしながら、ジャンプ放送局のねたを絞りながら。やりようはまだ、あると思うのです。
気がつくとお金さえあれば、という仮定で生活してたりしますよね。
結局は妄想と現実が入り混じって給料日前に毛を毟られたにわとりに様になってるのですが・・・。

ここ3ヶ月他人の財布をどうすれば手に入るかと通勤の電車の中で思考してますが答えが出せません。
スリは絶対に都市伝説です。
  • 染吉
  • 2008/03/15 1:35 AM
山本清風様>
この文章は、本当ならば漏斗のように狭窄した自己を発見した暁に再度おとずれるであろう逆鑞漏斗、つまり砂時計状の人生に讃歌を目論んだのですが、途中で筆が折れてしまいました。何故かというに、自分にとり当たり前のことを文章に表すにせよ、これは別の機会に違う形で表現しようと思ったからです。

給料が入った暁には、是非飲みましょう。それまではEマイナーペンタトニックスケールを修行しているんです。



  • 本人
  • 2008/03/15 2:29 PM
染吉様>
あるうちはそのことを考えず、失ってはじめて気付く。それはお金から彼女から若さに至るまで全てに通念するものであります。僕はかつて金のあり尚且つ彼女のいる生活をしていたものだから、しっぺ返しもひとしお、全方向からの逆襲を受けている状態です。

他人の財布は盗めば金を得る代わりに人間としての価値を下げますが、落ちている財布は拾っても無罪です。しかしながら、財布がそこらへんに落ちている世の中、この夢想こそが都市伝説のはじまりです。あいつ殺したいと、あいつ隕石に当たって死なねえかな、この違いは、自分の意志と、天の意志という断絶した差異を備えています。故に、後者に至っては美女ほど獲得しやすいのです。僕らにはやってきません。なので頑張って稼ぎましょう。なんだかんだ言っても、アセンションまではあと4年しかないのです。
  • 本人
  • 2008/03/15 2:38 PM
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