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  • 2015.10.23 Friday
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ケムール人

 ウルトラQをようやく全て見終えた。現代人には物足りないかもしれないが、ぜんたい怪奇。彼らの真面目な会話内容ほぼ嘘である。特殊金属名称、生命体進化論、その他難解事全て捏造である。人類は昔10メートル程あったとか平気で言うので、純粋な子供達に情報錯綜時代を生きることの困難を早くから教えるにはもってこいの作品と考えた。


 主役の男性の名字が最後まで聞き取れなかったのは今作をおいて他に思いつかない。マンジョウタニ君(?)と聞こえたが。そこは怪奇でなくてもよかろうに。


 今年で25になるおれの友人が「怪獣と恐竜って何が違うの」と訊ねてきたのは去年の話である。彼は太古の地球にはゴジラ調の生き物すら跋扈していたものと認識していたらしい。おれは「火をふくのが怪獣、ただ大きいのが恐竜」と答えた。


 彼曰く、恐竜が火をふかなかったと断言出来るはずがないもはや骨しかないのにということだった。火を使いこなす生き物は一応人類しかいないのだし、そんなものいたらば奴ら氷河期を乗り越えることが出来たはずなので、あり得ないという旨伝えたが、腑に落ちないという表情で煙草をくゆらせていた。その年にして本気なのだから驚く。


 しかし今作品を見て、あながち彼の発言も間違っていないのじゃないかと考えた。例えば平素彼は洒落た野郎であるが、その実、飲尿食糞愛好家である。恐竜が火をふくのも彼が小便を口に受けるのも、そこらの女性からすれば同じくらいあり得ないことではなかろうか。尿を飲み、下痢で勃起をする彼をして、普通の男性と捉えるのならば、怪獣みたいな恐竜が混ざっていなかったとは、言えないのではなかろうか。ここまで述べるうち、きっと頭の弱い人の話として解釈されているはずである。しかしまだ続く。


 ケムール人という宇宙人がいる。幼児期の記憶を手繰る限りウルトラマンにも登場している筈である。ゼットンの回(厳密にはゼットン星人)、加えてメフィラス星人の回だったか。33話とかそのあたりの筈である。各自確認しよう。彼の武器は包茎のような頭頂部から出される白濁とした液体で、とても猥褻だがこれに触ると一瞬にして肉体を異世界に移されてしまうのだから恐ろしい。声がバルタン星人と酷似していて、後ろで流れるBGMはガス人間とほぼ同一。足が速く、作中では自動車に負けていない。


 この走り方がまたとても怪奇で恐ろしいのである。ももを高くあげ、手のふりも大きく、指がぴんとしている。見る限り遅そうだが、とても速く走る。作中の雰囲気も手伝って、ゴーヤの表面をまじまじながめているとそのうち気味悪くなるが、そのような感覚に襲われる。


 実に特徴的なこのフォームをおれはどこかで見たことがあって、それは飲尿食糞のあの友人である。まったく同じ走り方をするのである。戦慄である。みんなも戦慄しよう。怪獣の存在を否定した俺に怒った理由は、自分が他ならぬケムールだからではないだろうか。特殊な性癖も、あの走行も、全てケムールに因るのでは、ないだろうか。


 今度会ったら直接訊ねてみるつもりである。もしこのブログの更新が途絶えたら、その時おれは…


 
                       


 




 


 


  

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